問題番号 : 117D38

本問は,採点対象から除外された。

65歳の男性。乳房の腫脹と痛みを主訴に来院した。5年前から泌尿器科で抗男性ホルモン薬による前立腺癌の治療を受けている。1年前から高血圧症でカルシウム拮抗薬を,肝硬変で利胆薬と抗アルドステロン薬を内服している。2か月前から乳房の腫脹と痛みが出現し,持続しているため受診した。体温36.7℃。脈拍96/分,整。血圧144/80mmHg。眼瞼結膜に異常を認めない。柔らかな甲状腺腫を触知する。心音と呼吸音とに異常を認めない。両側の乳房に腫大を認めるが,熱感や発赤は認めない。乳頭部分が下着に当たると軽い痛みがある。乳汁分泌は認めない。乳房の写真を示す。
 この患者の乳房腫大の原因で可能性が低いのはどれか。

正解
b
国試正答率
100%


本問は,設問が不明確で正解が得られないため,採点対象から除外された。


画像診

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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