問題番号 : 117C57

72歳の男性。2年前に喉頭癌に対して放射線治療を受け,その後再発を認めていない。喫煙は喉頭癌の診断まで20本/日を45年間。飲酒は焼酎200mL/日を40年間。
 この患者で経過中に重複癌を生じる可能性が低い部位はどれか。

正解
e
国試正答率
96%

Assessment
①72歳の男性⇒頭頸部癌の好発年齢
②2年前,喉頭癌に対

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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