問題番号 : 117C38

32歳の初産婦(1妊0産)。妊娠24週の妊婦健康診査のため,夫とともに来院した。妊娠初期に単胎妊娠と診断され,以降の妊婦健康診査において異常を認めなかった。人員不足のため,産前・産後に可能な限り勤務を継続して欲しいと勤務先から要請があり悩んでいるという。夫と共働きで生計を立てている。
 この患者への説明として正しいのはどれか。3つ選べ

正解
b, d, e
国試正答率
98%

Assessment
①単胎妊娠,妊婦健康診査で異常なし
②勤務先から勤務継続

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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