問題番号 : 117C37
38歳の初産婦(1妊0産)。妊娠39週3日に自然陣痛が発来し,3,550gの男児を経腟分娩した。妊娠経過に異常は指摘されていない。分娩第3期から性器出血を認め,出血量は2,000mL(羊水込み)である。脈拍96/分,整。血圧110/70mmHg。外診および内診で子宮底は柔らかく臍上で触知し,子宮出血は持続している。 この時点での対応として適切なのはどれか。3つ選べ。
Assessment:①38歳の初産婦(1妊0産)⇒35歳以上は高齢初産②妊
無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。