問題番号 : 116D62

54歳の男性。糖尿病の合併症の精査を目的に来院した。 高血糖と血圧高値は10年前の健診で初めて指摘され,自宅近くの診療所で経口血糖降下薬と降圧薬を処方されている。最近3年はHbA1cが8%台で推移し, 両足底の感覚鈍麻を自覚している。先月, 眼科で単純網膜症と診断された。身長168cm,体重65kg。体温36.1℃。脈拍64/分,整。血圧128/76mmHg。胸腹部に異常を認めない。 膝蓋腱反射に異常はなく,アキレス腱反射は左右ともに低下していた。尿所見: 蛋白(-),糖2+,ケトン体(-),潜血(-)。
  この患者で糖尿病性腎症と診断するのに必要な検査はどれか

正解
d
国試正答率
72%

補助線モードの解説:

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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