問題番号 : 116D31
52歳の女性。視力低下を主訴に来院した。3日前から耳鳴り,頭痛があり,昨日から両眼とも見えにくくなった。視力は右眼0.02(0.05×+2.5 D),左眼0.02(0.06×+1.75 D),眼圧は右眼12mmHg,左眼13mmHgである。右眼の眼底写真(A),蛍光眼底造影写真(B)および黄斑部の光干渉断層計〈OCT〉像(C)を下に示す。左眼も同様の所見であった。 確定診断に有用な検査はどれか。
画像診断:上画像参照。Assessment:
無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。