問題番号 : 116D26

39歳の男性。複視を主訴に来院した。長時間のトラック運転中に,センターラインが二重に見えることがある。視力は両眼ともに裸眼で1.2であり,前眼部,眼底に異常を認めない。ペンライトと遮閉板を用いて遮閉試験を行ったところ,下図のような右眼の動きがみられた。左眼も遮閉により同様の動きを示した。
 病態の説明として正しいのはどれか。

正解
d
国試正答率
84%

Assessment
①複視を主訴に来院 ⇒ 単眼性複視か,両眼性複視かの鑑別

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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