問題番号 : 116C49

75歳の女性。夜間に徘徊することに困った夫に付き添われて来院した。78歳の夫と2人暮らしである。60歳で発症したアルツハイマー型認知症が進行し,最近3か月はひとりで出かけて自宅から離れた場所まで歩き回り,警察に保護されることが多くなった。徘徊や不眠などの原因精査と治療のため,精神科病棟に入院することになった。本人はほとんど言葉を発せず,意思も確認できない。夫の認知機能に低下は認めない。
 適切な入院形式はどれか。

正解
d
国試正答率
98%

Assessment
①本人はほとんど言葉を発せず,意思も確認できない。
②夫

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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