問題番号 : 116C47

42歳の女性。手のこわばりを主訴に来院した。手の症状には約3か月前から気付いている。厳格な菜食主義で魚介類や乳製品を10年以上摂取していない。味覚に異常を認めない。神経診察に異常を認めない。血液所見:赤血球414万,Hb 13.1g/dL,白血球6,900,血小板18万。血液生化学所見:アルブミン4.0g/dL,Na 137mEq/L,K 4.1mEq/L,Cl 106mEq/L,Ca 7.8mg/dL,P 2.2mg/dL。
 この患者で欠乏が考えられるのはどれか。

正解
d
国試正答率
82%

Assessment
①3か月前からの手のこわばり ⇒ 関節リウマチなどの膠原

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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