問題番号 : 116C36

本問は,採点対象から除外された。

 65歳の女性。多発関節痛を主訴に来院した。5か月前に自宅近くの医療機関で関節リウマチの診断を受けた。B型およびC型肝炎ウイルス検査,結核菌特異的全血インターフェロンγ遊離測定法〈IGRA〉は陰性で,メトトレキサートとプレドニゾロンによる治療が開始されたが,症状が改善しないため紹介受診となった。多発関節炎を認め,生物学的製剤による治療の適応と考えられた。併存疾患はない。輸血歴,結核の家族歴や接触歴もない。末梢血白血球数,リンパ球数,血清IgG,胸部エックス線検査に異常を認めない。
 この患者で生物学的製剤による治療開始前に追加すべき検査はどれか。

正解
b
国試正答率
10%


本問は,問題として適切であるが,受験者レベルでは難しすぎるため,採点対象から除外された。

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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