問題番号 : 116A46

53歳の男性。家族からいびきを指摘されたことを主訴に来院した。10年ぶりに会った友人に鼻が大きくなって顔つきが変わったと言われた。最近靴が窮屈になってきている。2年前に手根管症候群で手術。身長173cm,体重72kg。体温36.4℃。脈拍56/分,整。血圧156/90mmHg。血液生化学検査:AST 38U/L,ALT 42U/L,ALP 256U/L(基準38~113),空腹時血糖126mg/dL,総コレステロール254mg/dL,トリグリセリド216mg/dL,HDLコレステロール48mg/dL。
 この患者の確定診断に必要な内分泌検査はどれか。

正解
b
国試正答率
57%

Assessment
①いびきを指摘
②鼻が大きくなって顔つきが変わった ⇒

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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