生後10時間の男児。 在胎39週,体重2,960g,Apgarスコア7点(1分),8点(5分)で出生した。 助産師がチアノーゼに気づき医師に報告した。出生時にはチアノーゼに気づかなかったという。体温36.9℃。心拍数128/分。呼吸数38/分。SpO2(room air)76%(上肢),75%(下肢)。高濃度酸素を投与してもチアノーゼは持続した。 心エコー検査では4つの心腔が確認されるが,右心室から肺動脈への駆出血流は確認できない。動脈管から肺動脈に流入している少量の血流を認めた。
この児に適切な初期対応はどれか。