問題番号 : 115F38

 10歳の男児。腹痛と下痢を主訴に母親に連れられて来院した。母親に確認したところ,4日前に郊外の宿泊施設で行事に参加した多数の児童と保護者に腹痛,嘔吐,下痢等の消化器症状があることが分かった。
 この症状の原因となったと考えられる汚染源と病原体の組合せで誤っているのはどれか。

正解
a
国試正答率
90%

Assessment
①10歳男児の腹痛と下痢 ⇒ 感染性胃腸炎の頻度が高い。

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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