問題番号 : 115D62

 74歳の男性。2年前に下咽頭後壁の表在癌に対して経口的粘膜下切除術を受け,その後局所再発を認めていない。喫煙歴は72歳まで15本/日を45年間。以前は飲酒ですぐ顔が赤くなったが,徐々に飲酒量が増え,前回手術までは焼酎500mL/日を飲酒していた。
 この患者で経過中に重複癌を生じる可能性が最も高い部位はどれか。

正解
c
国試正答率
90%

Assessment
①74歳の男性 ⇒ 高齢男性で頭頸部癌の好発年齢
②下咽

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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