問題番号 : 115D48

54歳の男性。脳梗塞後の右片麻痺のため回復期リハビリテーション病棟に入院中である。発症して1か月経過し,痛みの訴えはない。意識は清明。身長168cm,体重60kg。言語理解は良好であるが,言語表出は単語レベルである。構音障害は認めない。徒手筋力テストで右上肢筋力は4で,手指も1本ずつ順番に指折りと伸展が可能である。徒手筋力テストで右腸腰筋4,右大腿四頭筋4,右前脛骨筋4である。座位,立位は安定している。右半身の表在覚,位置覚ともに正常である。
 この患者に必要なのはどれか。

正解
c
国試正答率
75%

Assessment
①54歳の男性 ⇒ 就労適応年齢
②回復期リハビリテーシ

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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