問題番号 : 115D36

17歳の女子。無月経を主訴に来院した。これまでに一度も月経がなかったが,2歳上の姉も月経がないので心配していなかった。身長168cm,体重55kg。体温36.5℃。脈拍72/分,整。血圧124/76mmHg。呼吸数20/分。乳房は発達している。腋毛はない。外性器は女性型で,陰毛を認めない。内診では腟は4cmの盲端で子宮腟部は認めない。右側鼠径部に径2cmの可動性のある腫瘤を触知する。
 この患者にあてはまるのはどれか。

正解
a
国試正答率
81%

Assessment
①17歳の女子,無月経 ⇒ 原発性無月経
②身長168c

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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