問題番号 : 115C55

 20歳の女性。頭髪や眉毛を抜くことを主訴に来院した。頭痛のために受診した内科で,精神科の受診を勧められ受診した。小学3年生の時から頭髪や眉毛を抜くことが癖になり,現在では頭髪はほとんどなくウィッグ(かつら)を装着している。スクールカウンセラーの面接を受けたことはあったが,社会人になって中断している。自分でも何とかしたいと思っているが,これまで精神科を受診する勇気がなかったという。食欲と睡眠の障害は認められず,日常生活に大きな支障はみられない。Hamiltonうつ病評価尺度は12点(0点~7点:正常)である。
 この患者の評価に適切な検査はどれか。2つ選べ

正解
a, d
国試正答率
75%

Assessment
①小学3年生の時から頭髪や眉毛を抜くことが癖になり,現在

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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