問題番号 : 115C49

 72歳の男性。食事指導と生活指導を受けるために来院した。10年前から高血圧性腎硬化症による慢性腎臓病で通院している。1日30分程度のウォーキングと健康体操を継続している。食欲と体調は良好で,喫煙や飲酒習慣はない。薬剤はサイアザイド系降圧利尿薬1剤が処方されている。身長170cm,体重66kg。血液検査,血液生化学検査では貧血や低蛋白血症を認めず,血中電解質と酸塩基平衡の異常も認めない。eGFR 40mL/分/1.73m2,尿蛋白0.08g/gCr(基準0.15未満)。3日間の食事記録では,摂取量がエネルギー2,100~2,200kcal/日,蛋白質48~52g/日,食塩5.2~5.8g/日であった。
 食事と生活に関する説明,指導として適切なのはどれか。

正解
c
国試正答率
99%

Assessment
①高血圧症,慢性腎臓病〈CKD〉 ⇒ 中等度強度の運動療

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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