問題番号 : 115C45

 38歳の男性。易疲労感を主訴に来院した。2年前に転職してから外食と飲酒量が増え,体重が10kg増加している。最近になり易疲労感が出現したため受診した。身長172cm,体重84kg。血圧146/88mmHg。尿所見:蛋白(-),糖(-),ケトン体(-)。血液生化学所見:総蛋白8.0g/dL,総ビリルビン0.9mg/dL,AST 32U/L,ALT 48U/L,尿素窒素22mg/dL,クレアチニン1.0mg/dL,食後2時間血糖252mg/dL,HbA1c 8.2%(基準4.6~6.2),総コレステロール248mg/dL,トリグリセリド252mg/dL。
 患者への説明として適切なのはどれか。

正解
b
国試正答率
96%

Assessment
①体重が10kg増加,身長172cm,体重84kg ⇒

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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