問題番号 : 115C35

 60歳の男性。50本/日の喫煙をしている。現在,糖尿病で自宅近くの診療所に通院し,内服薬による治療を受けている。また,脳梗塞の既往があり,抗血小板薬も内服している。年に1回の自治体のがん検診を受け,診療所では定期的な血液検査を受けている。
 この患者における一次予防となるのはどれか。

正解
a
国試正答率
99%

Assessment
①50本/日の喫煙
②糖尿病治療薬および抗血小板薬を服用

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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