問題番号 : 115B47

本問は,115B47~48の連問の一部です。

 37歳の女性。全身倦怠感と頭痛を主訴に来院した。
現病歴:半年前から倦怠感を自覚していた。3か月前から頭痛も出現するようになった。1か月前からは起きた時にも強い全身倦怠感があるため,仕事を休むようになった。頭痛の程度は軽いが,2か月前に脇から出てくる自転車に気付かずに接触し,転倒したことがあった。
 さらに情報を集めるとき,システムレビューに相当する質問はどれか。

正解
e
国試正答率
81%

Assessment
①半年前から倦怠感,3か月前から頭痛,1か月前からは起き

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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