問題番号 : 115A42

58歳の男性。残便感を主訴に来院した。半年前から残便感を自覚し,持続するため受診した。便は兎糞状であり,排便回数は3日に1回程度である。毎回強くいきんで排便しているが,排便後も残便感が持続する。既往歴に特記すべきことはない。腹部は平坦,軟で,圧痛を認めない。直腸指診で異常を認めない。下部消化管内視鏡検査で異常を認めない。
 対応として適切なのはどれか。

正解
d
国試正答率
66%

Assessment
①半年前から残便感が持続 ⇒ 慢性の経過
②便は兎糞状,

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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