問題番号 : 114F47

70歳の男性。脳梗塞で入院し,現在,①積極的にリハビリテーションに取り組んでいる。②右上下肢に重度の運動麻痺が残存しており,高次脳機能障害はないが,日常生活を1人で行うのは現時点では不可能である。もともと③山間部の過疎地域で1人暮らしをしていた。家族はおらず,④近所付き合いはない。発症以前は無農薬野菜の栽培に取り組み,⑤独力で事業を展開していた
 下線部のうち国際生活機能分類〈ICF〉の心身機能・身体構造に分類されるのはどれか。

正解
b
国試正答率
99%

選択肢考察
(解答率:×a 0.9%,○b 98.5%,×c 0.2%,×d

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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