問題番号 : 114F45

16歳の男子。前腕部の切創を主訴に来院した。高校の部活動中に転倒し,前腕部に3cmの切創を負い受診した。意識は清明。体温36.7℃。脈拍100/分,整。血圧110/60mmHg。呼吸数20/分。受傷部位以外に打撲,創傷は認めず,前腕部エックス線写真でも異常を認めない。
 創部の洗浄,縫合処置を終えて,血液が付着したガーゼを廃棄する容器の表示はどれか。

正解
b
国試正答率
98%

Assessment
①血液が付着したガーゼ ⇒ 感染性廃棄物

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る