問題番号 : 114F41

25歳の男性。幻聴を主訴に兄に連れられて来院した。昨日から「そばに人がいないのに,考えていることを批判し動作を命令する声が聞こえてくる。つらくて仕方がない」と苦痛を伴った幻聴を訴えるようになったため,精神科病院を受診した。この病院で3年前に統合失調症と診断され,通院中であった。患者はこの声が聞こえなくなるよう入院の上で治療して欲しいと訴えている。
 適切な入院形式はどれか。

正解
c
国試正答率
96%

Assessment
①「考えていることを批判し動作を命令する声が聞こえてくる

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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