問題番号 : 114F38

5歳の男児。夜尿を主訴に父親に連れられて来院した。毎晩夜尿があり,これまでに夜間おむつがとれたことがない。日中の尿失禁はないという。尿所見:比重1.030,蛋白(-),糖(-),潜血(-),沈渣は赤血球0~1/HPF,白血球1~4/HPF。腹部超音波検査で両側の腎と膀胱とに異常を認めない。
 父親への説明として適切でないのはどれか。

正解
e
国試正答率
62%

Assessment
①5歳の男児,毎晩夜尿,日中の尿失禁なし ⇒ 一次性夜尿

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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