問題番号 : 114C52

28歳の初産婦(1妊0産)。妊娠40週0日午前0時に破水感があり,規則的な子宮収縮が出現したため,午前1時に来院した。妊婦健康診査で特に異常は指摘されていなかった。来院時,児は第1頭位で胎児心拍数は正常,腟鏡診にて羊水流出を認め,内診で子宮口は3cm開大していた。午前5時,子宮収縮は5分間隔,内診で子宮口は6cm開大,児頭下降度はSP±0cm,大泉門は母体の右側,小泉門は母体の左側に触知し,矢状縫合は骨盤横径に一致していた。午前9時,子宮収縮は3分間隔,内診で子宮口は9cm開大,児頭下降度はSP+2cmであった。内診で得られた児頭の所見を別に示す。
 正常な回旋をしているのはどれか。

正解
d
国試正答率
93%

Assessment
①妊娠40週0日,破水感,規則的な子宮収縮 ⇒ 破水+陣

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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