問題番号 : 114A32

26歳の女性。NSAIDの追加処方を希望して来院した。15歳ころから月経時に下腹痛があり市販の鎮痛薬を常用していた。6か月前から月経痛が強くなり受診した。精査の結果,子宮と卵巣に異常がなく機能性月経困難症と診断され,NSAIDを処方された。その後も疼痛が続いたため,NSAIDを倍量にして連日服用していたという。本日,NSAIDのさらなる増量を希望して来院した。
 追加処方にあたり注意すべき事項として誤っているのはどれか。

正解
d
国試正答率
89%

Assessment
①NSAIDの追加投与を希望 ⇒ NSAIDを既に服用中

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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