問題番号 : 114A25

30歳の男性。このところ仕事に身が入らず遅刻が目立つようになったため,上司からの勧めで産業医面談を受けた。面談で精神科受診を勧められ来院した。入社以来,事務職に携わってきたが,3か月前に営業職に異動した。約1か月前から平日は食欲が低下し,なんとなく元気が出なくなった。休みの前日は熟睡できるが,それ以外の日はなかなか寝つけず,一旦寝ついても職場の夢をみて夜中に目が覚めることが多くなった。欠勤はなく,休日は趣味のサーフィンを以前と変わらず楽しめているという。
 初診時の対応として適切なのはどれか。

正解
e
国試正答率
99%

Assessment
①このところ仕事に身が入らず遅刻が目立つようになった ⇒

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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