問題番号 : 113F84

19世紀のロンドンで,激しい下痢を伴う,後にコレラと判明する疾患が大流行した。疫学者のJohn Snowは水道水との関連を疑い,詳しい調査を行った。調査の結果の概要を以下に示す。なお,表中のA,Bは異なる水系を持つ供給元である。
 この疾患の死亡に関するAのBに対するリスク比を計算せよ。
 ただし,小数第3位以下の数値が得られた場合には,小数第3位を四捨五入すること。解答欄には,小数点を含めた数値を小数第2位まで記入せよ。

正解
7.20
国試正答率
87%

選択肢考察
AのBに対するリスク比は以下の計算式で計算できる。
リスク比 =

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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