問題番号 : 113F50

28歳の初産婦(1妊0産)。妊娠38週4日に自然陣痛発来後,順調に経過し,経腟分娩となった。分娩経過に異常は認めず,分娩後の出血量も少量で子宮収縮は良好である。児は3,240gの男児で新生児経過に異常はない。既往歴に統合失調症があり,24歳から複数の抗精神病薬を内服している。そのため,児への母乳栄養は希望していない。
 乳汁分泌抑制のために投与する薬剤として正しいのはどれか。

正解
c
国試正答率
78%

Assessment
①28歳,初産婦
②妊娠38週で経腟分娩,分娩経過に異常

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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