問題番号 : 113F49

34歳の初産婦(1妊0産)。妊娠37週6日の午前0時に破水感があり,午前1時に受診した。妊婦健康診査は妊娠8週から受けており,特に異常は指摘されていない。来院時,羊水の流出を認め,混濁はなかった。内診で子宮口は3cm開大していた。その後の分娩経過記録を以下に示す。
 午前3時:子宮収縮は10分間隔,子宮口は5cm開大。
 午前10時:子宮口は全開大。
 午前11時:2,850gの女児を娩出。児娩出後,子宮収縮は不良で子宮底マッサージとオキシトシンの点滴投与を行ったが胎盤は自然娩出されず。
 午前11時30分:胎盤用手剥離術により胎盤娩出。胎盤娩出後には子宮収縮は良好となり止血。分娩時の出血量は1,200mL。
 正しいのはどれか。

正解
d
国試正答率
98%

Assessment
①妊娠37週6日,午前0時に破水感,来院時に羊水流出 ⇒

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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