問題番号 : 113F46

35歳の女性。6か月前に右乳癌のため乳房部分切除を行った。現在は通院で抗癌化学療法を行っており病状は安定している。事務職として勤務していたが,手術後は休職している。本人から,現在復職に向けて職場に相談しており,病状や今後の治療について職場へ説明してほしいとの希望があった。患者の職場には嘱託の産業医がいる。
 適切な対応はどれか。

正解
b
国試正答率
92%

Assessment
①右乳癌のため乳房部分切除,現在は通院で抗癌化学療法を行

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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