問題番号 : 113E27

15歳の男子。不登校を主訴に母親と来院した。高校受験を控えた中学3年生。この2か月,朝起きることができないため学校に行っていない。午前中は頭痛,腹痛などの症状を訴え,ベッドの中にいるが,夕方から夜になると元気になり,深夜遅くまでゲームや勉強をしている。学校から病気の可能性を確認するために医療機関を受診するように言われて受診した。母親は「本人が勉強嫌いで学校をさぼっている。ゲームばかりして夜更かしするので朝起きられない」と感情的に主張し,その隣で患者はうつむいて黙っている。
 まず行うべきこととして適切なのはどれか。

正解
b
国試正答率
100%

Assessment
①15歳の男子,不登校を主訴,高校受験を控えた中学3年生

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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