問題番号 : 113D29

22歳の男性。黄疸を主訴に来院した。家族に黄疸を指摘されたため受診した。自覚症状はない。血液所見:赤血球452万,Hb 14.3g/dL,白血球5,400,血小板18万。血液生化学所見:総ビリルビン3.8mg/dL,直接ビリルビン0.3mg/dL,AST 18U/L,ALT 19U/L,LD 210U/L(基準176~353),ALP 220U/L(基準115~359),γ-GTP 19U/L(基準8~50),HBs抗原陰性,HCV抗体陰性。低カロリー食試験で血清ビリルビン値は2倍以上に上昇した。
 対応として適切なのはどれか。

正解
b
国試正答率
60%

Assessment
①22歳の男性の黄疸
②赤血球452万,Hb 14.3g

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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