問題番号 : 113C38

9歳の男児。陰毛発生,変声を主訴に母親に連れられて来院した。幼稚園の頃から一番背が高かった。半年前から陰毛が発生し,最近になり周囲から変声を指摘され,心配になり来院した。既往歴に特記すべきことはない。家族の身長は,父親175cm,母親159cm(10歳で初経),兄14歳175cm(12歳で変声),姉12歳152cm(10歳で初経)。本人は身長150cm,体重51kg。体温36.5℃。口腔内に異常を認めない。甲状腺と頸部リンパ節の腫大を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦,軟で,肝・脾を触知しない。下腿に浮腫を認めない。Café au lait斑を認めない。
 次に行うべきなのはどれか。

正解
b
国試正答率
94%

Assessment
①9歳男児,半年前から陰毛発生,最近変声 ⇒ 9歳未満で

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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