問題番号 : 113C34

本問は,採点対象から除外された。

 日齢1の新生児。在胎40週0日,出生体重2,594gで,正常分娩で出生した。Apgarスコアは8点(1分),9点(5分)。出生12時間後から嘔吐が出現し,出生から24時間経っても胎便の排泄がなく,胆汁性嘔吐を認めたためNICUに搬入された。体重2,400g。体温37.6℃。心拍数40/分,整。血圧70/40mmHg。呼吸数52/分。SpO2 99%(room air)。このときの腹部所見(A)及び胸腹部エックス線写真(臥位)(B)を別に示す。血液所見:Hb 19.4g/dL,白血球11,600,血小板35万。血液生化学検査:尿素窒素17mg/dL,クレアチニン1.3mg/dL,総ビリルビン9.4mg/dL。経鼻胃管を挿入するとともに,輸液を開始した。
 次に行うべきなのはどれか。

正解
d
国試正答率
0%


本問は,設問が不適切で正解が得られないため,採点対象から除外された。


画像診

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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