問題番号 : 113A26

32歳の女性。めまいを主訴に来院した。今朝,耳掃除をしていたところ,子どもに後ろから抱きつかれ,右耳に耳かき棒が入った。聴力低下とぐるぐる回るめまいを自覚し,症状の改善がないため受診した。右耳鳴も持続している。右鼓膜に小さな穿孔を認め,聴力検査で右耳に軽度の聴力低下を認める。気導骨導差10dB。側頭骨CTで明らかな異常を認めない。
 数日以内に出現した場合,緊急手術が必要となるのはどれか。

正解
b
国試正答率
13%

Assessment
①聴力低下とぐるぐる回るめまいを自覚
②右鼓膜に小さな穿

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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