問題番号 : 112F53

12歳の女児。低血糖性昏睡で救急搬送された。11歳時に1型糖尿病を発症し,インスリン強化療法を受けている。体育の授業中に意識を失ったという。来院時の血糖値は22 mg/dLで,20%ブドウ糖液を静注したところ,2分後に意識は回復した。精査・加療目的で入院した。入院後の聴取では「低血糖かなとは思ったが,進学したばかりの中学で相談できる先生や友達もなく血糖測定もしづらいと思っていたら,いつのまにか気を失っていた」との事であった。
 退院後の学校生活における指導内容で適切でないのはどれか。

正解
e
国試正答率
94%

Assessment
①1型糖尿病
②低血糖性昏睡で救急搬送された。
③体育の

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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