問題番号 : 112E35

30歳の初産婦。妊娠33週0日に破水感を主訴に来院した。これまでの妊娠経過に異常はなかった。心拍数80/分,整。血圧110/70mmHg。腟内に貯留した羊水は透明で,児は第1頭位,不規則な子宮収縮を認める。
 妊娠継続の可否を決定する上で,有用性が低いのはどれか。

正解
c
国試正答率
68%

Assessment
①妊娠33週の破水 ⇒ 可能な限り妊娠の継続を図りたいが

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る