問題番号 : 112D36

47歳の女性。顔のほてりを主訴に来院した。7年前に子宮筋腫のため子宮全摘出術を受けた。両側卵巣は温存されている。2か月前から顔のほてりがあり,汗をかきやすくなったという。動悸と息切れも自覚している。身長160cm,体重56kg。体温36.5℃。脈拍76/分,整。血圧112/64mmHg。呼吸数18/分。甲状腺の腫大を認めない。超音波検査で両側卵巣に卵胞を認めない。
 まず確認すべき検査項目はどれか。

正解
b
国試正答率
82%

Assessment
①47歳 ⇒ 更年期の年代(閉経前後の10年間)
②7年

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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