問題番号 : 112B28

68歳の男性。複視を主訴に来院した。昨日の夕方,自動車を運転中に突然対向車が二重に見えるようになり,今朝になっても改善しないため受診した。7年前から糖尿病の治療を受けている。眼位は,左眼は正中位,右眼は内転位をとっている。複視は正面視で自覚し,右方視で増強するが,左方視では消失する。
 最も考えられるのはどれか。

正解
b
国試正答率
97%

Assessment
①昨日の夕方から複視を訴え,今朝になっても改善していない

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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