問題番号 : 112A43

本問は,採点対象から除外された。

 38歳の女性。不妊を主訴に来院した。4年前に結婚し挙児を希望しているが,妊娠はしていない。6か月前に子宮卵管造影検査を受けたが,異常はなかった。5年前から月経痛があり,1年前から月経中に市販の鎮痛薬を服用している。月経周期は38~90日,不整。持続は5日間。過多月経はない。身長164cm,体重54kg。体温36.8℃。脈拍68/分,整。血圧110/56mmHg。腹部は平坦,軟。内診では,子宮は前傾後屈で正常大,可動性不良。Douglas窩に有痛性の硬結を触知する。右卵巣に有痛性の嚢胞を触知する。経腟超音波検査では右卵巣嚢胞の内部エコーは均一である。左卵巣に異常を認めない。右卵巣の経腟超音波像を別に示す。
 治療として適切なのはどれか。

正解
b
国試正答率
18%


本問は,問題として適切であるが,受験者レベルでは難しすぎるため,採点対象から除外された。

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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