問題番号 : 111G54

15歳の女子。不登校を主訴に母親とともに来院した。小学校高学年の頃から男みたいだと友達からからかわれるようになった。中学校入学後も,このような状態は続き,不登校がちになった。受診時,質問には的確に回答し,思路に問題はみられない。感情表出は自然である。学校に行かない理由を尋ねると「友達からいじめられるけど,あまり気にしてない。小学校は私服だからよかったけど,中学は制服で,スカートをはきたくない。生理も嫌だし,生理が始まったときは本当に辛かった。胸が膨らんでいるのを見られたくない。だから学校に行きたくない。こんなことを言っても分かってもらえないと思うので,誰にも言ってない」と述べる。身体的発達に明らかな異常を認めない。神経学的所見を含め身体所見に異常を認めない。
 最も考えられるのはどれか。

正解
c
国試正答率
96%

Assessment
①小学校高学年の頃から男みたいだと友達からからかわれるよ

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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