問題番号 : 111F23

23歳の男性。睡眠障害と全身倦怠感とを主訴に産業医を訪れた。3か月前に就職し,1か月前から易疲労感を自覚するようになり,夜間十分に眠っても日中に強い眠気を感じるようになった。2週間前から食欲が低下し,やる気が起きないことが続き,仕事上の小さなミスも増えておりストレスが多いと感じている。産業医に自分の状況を相談した。
 相談を受けた産業医の対応として最も適切なのはどれか。

正解
c
国試正答率
99%

Assessment
①睡眠障害と全身倦怠感とを主訴 ⇒ 自覚症状があって産業

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る