問題番号 : 111E49

48歳の男性。職場の健康診断で産業医との面談を勧められて訪れた。自覚症状はない。既往歴に特記すべきことはない。仕事はデスクワークで喫煙は20本/日を28年間。飲酒は日本酒4合/日を25年間。運動不足で食事は塩辛いものを好む。健康診断では身長174cm,体重65kg。血圧148/92mmHg。血液生化学所見:AST 28U/L,ALT 32U/L,γ-GTP 48U/L(基準8~50),クレアチニン0.9mg/dL,血糖98mg/dL,HbA1c 5.8%(基準4.6~6.2),トリグリセリド148mg/dL,HDLコレステロール40mg/dL,LDLコレステロール122mg/dL。
 定期的な運動と禁煙の勧奨に加えて食事指導を行う場合,1日当たりの摂取量の組合せで適切なのはどれか。

正解
c
国試正答率
60%

Assessment
①仕事はデスクワーク ⇒ 軽労作
②喫煙20本/日を28

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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