問題番号 : 111D26

26歳の男性。健康診断で蛋白尿と血尿とを指摘されて来院した。 数年前から尿潜血を指摘されていたがそのままにしていた。血圧120/76mmHg。尿所見: 蛋白2+,潜血2+, 沈渣に変形赤血球と赤血球円柱とを認める。血液所見: 尿素窒素16mg/dL,クレアチニン0.7mg/dL 腹部超音波検査で異常を認めない
  次に行うべき検査はどれか

正解
b
国試正答率
87%

補助線モードの解説:

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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