問題番号 : 111D24

18歳の女子。これまでに一度も月経がないことを主訴に来院した。身長144cm,体重48kg。脈拍84/分,整。血圧110/76mmHg。首の両側の皮膚が広く,余っているように見える。上肢は肘から遠位が外反している。外陰は女性型。腹部超音波検査で子宮は小さく卵巣は確認できない。乳房はTannerⅠ度。陰毛はTannerⅡ度。血液生化学所見:LH 34mIU/mL(基準1.8~7.6),FSH 39mIU/mL(基準5.2~14.4),エストラジオール10pg/mL(基準25~75)。心エコー検査で大動脈基部に拡大を認めない。
 適切な治療はどれか。

正解
a
国試正答率
89%

Assessment
①18歳で月経がない ⇒ 原発性無月経
②身長144cm

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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