問題番号 : 111C25

45歳の男性。タクシーの運転手で,高血圧症,糖尿病,脂質異常症および高尿酸血症に対して食事療法と運動療法とを行っている。午前11時30分ごろ定期受診のため来院した。担当医との会話を示す。
医 師「こんにちは。お変わりありませんか」
患 者「はい,特に変わりありません。今日は朝食から時間が経っていますので,血液検査をしていただけますか」
医 師「朝食は何時に摂られましたか」
患 者「5時半ごろにうどんを食べました」
 血液生化学検査項目のうち最も朝食の影響を受けるのはどれか。

正解
d
国試正答率
81%

Assessment
①45歳の男性,職業はタクシー運転手
②高血圧症,糖尿病

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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