問題番号 : 111B47

45歳の男性。会社員。課長に昇進後,半年が経過した頃から寝つきが悪くなり,仕事でケアレスミスをするようになった。その後,めまい,倦怠感および食欲不振が出現し,会社の産業医に勧められ受診した。妻と子供の3人暮らし。抑うつ状態で軽度の希死念慮を認め,うつ病と診断されたため入院となった。抗うつ薬などによる治療を4週間行ったところ,症状は消失し退院可能となった。
 主治医の今後の対応として最も適切なのはどれか。

正解
d
国試正答率
98%

Assessment
①課長に昇進し半年が経過したころからの発症 ⇒ 仕事での

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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